MEMOREKI HISTORY ARCHIVE

【鎌倉時代】
年号 語呂合わせ まとめ

2026.01.27 受験対策

源頼朝が開いた幕府を、北条氏が代々執権として支えました。しかし、2度の元寇を防いだものの恩賞不足で不満が高まり、最後は後醍醐天皇の呼びかけで集まった武士たちに倒されて滅亡しました。

1. 1185年 守護・地頭の設置

壇ノ浦の戦いで平氏を滅ぼした後、源頼朝と弟の義経は対立しました。
頼朝は、「反逆者の義経を捕まえるため」という理由をつけて、朝廷にプレッシャーをかけます。
「全国に私の部下を配置させてください。そうしないと義経を捕まえられません」 こうして認めさせたのが、守護と地頭です。

守護は国ごとの警察官、地頭は土地ごとの税金徴収官。

これにより、頼朝は軍事権(警察)と経済権(税金)の両方を握り、全国を支配する鎌倉幕府の基礎を完成させました。

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いちいち運(1185)ぶよ、地頭に税を。

記憶定着のポイント

守護と地頭どっちがどっちだっけ?とわからなくなることがあります。語呂合わせで地頭の方を確実に覚えることで対策しておきましょう。税を徴収される側の農民の気持ちになり、せっかく作ったお米を「地頭に、いちいち運ぶ(1185)」イメージをしましょう。
記憶定着のためには、聞くことも効果的!Youtube動画もぜひご覧くださいね!

2. 1192年 源頼朝が征夷大将軍に任命される

1185年の時点で、頼朝はすでに「守護・地頭」を置いて全国を支配していました(実質的な幕府の成立)。

しかし、彼はまだ満足していません。なぜなら、朝廷(天皇サイド)から正式な「武士のトップ」というお墨付きをもらっていなかったからです。 頼朝を警戒していた後白河法皇が亡くなると、ついに1192年、頼朝は念願の征夷大将軍に任命されました。

これにより、「京都の朝廷(公家)」と「鎌倉の幕府(武士)」という、二つの政府が並び立つ体制が完全に整いました。 以降、約700年にわたり、「征夷大将軍=日本の実質的な支配者」というルールが続きます。

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いい国(1192)つくろう、頼朝将軍

記憶定着のポイント

有名な語呂合わせですが、ここでは頼朝が征夷大将軍になった年号として強調しています。頼朝をよく知る部下(御家人)になったつもりで頼朝将軍に「いい国つくろう!」と呼び掛けるように覚えましょう。
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3. 1221年 承久の乱

源頼朝の死後、幕府内部での争いが続いていました。 これを見た後鳥羽上皇は、「今なら幕府を倒して、天皇中心の政治に戻せる!」と考え、全国の武士に「執権・北条義時を討て」と命令を出しました。

「相手は天皇(上皇)だぞ…戦っていいのか?」と、御家人たちはパニックになります。そこで立ち上がったのが、頼朝の妻・北条政子です。彼女は御家人たちを集め、歴史に残る名演説を行いました。
「あなたたちが今あるのは、頼朝様の御恩のおかげでしょう。その恩は山よりも高く、海よりも深いはず。今こそ逆賊(上皇側)を討ち、恩に報いなさい!」
この言葉で結束した幕府軍は、圧倒的な強さで上皇軍を撃破。

敗れた後鳥羽上皇は隠岐に流され、幕府は京都に六波羅探題を置いて、朝廷を厳しく監視するようになりました。

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いつ?不意(1221)打ちだ!後鳥羽が挙兵し承久の乱

記憶定着のポイント

後鳥羽上皇と部下が会話しているシーンを思い浮かべてください。
「上皇様、将軍家が途絶えましたよ。反乱を起こすのは、いつ?」
「不意打ちじゃ!今すぐ出陣!」
リーダーである将軍がいなくなった隙をつく絶好のタイミングではあったのですが、北条政子のカリスマ性を見抜くことはできなかったようです。
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4. 1232年 御成敗式目の制定

承久の乱の後、土地争いや裁判が激増しました。
しかし、それまでの裁判は「将軍の気分」や「難しい昔の法律(律令)」で行われていたため、漢字の読めない武士には不公平でした。 そこで、3代執権・北条泰時は立ち上がります。

「武士たちが納得できる、分かりやすいルールブックを作ろう!」

彼は、武士社会の習慣や道理をもとに、全51条からなる御成敗式目を制定しました。
これにより、えこひいきのない公平な裁判が行われるようになり、武士たちの幕府への信頼はさらに高まりました。
この法律は非常に完成度が高く、後の室町幕府や戦国大名の法律(分国法)の手本にもなりました。

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人、文に(1232)より裁かれる、御成敗式目

記憶定着のポイント

これまで、武家社会の暗黙のルールしかなかったのですが、明文化されることで、「人が文章に裁かれる」ようになりました。「人、文(ふみ)により裁かれる」とリズミカルに覚えてください。
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5. 1274年 文永の役(元寇)

世界を支配していた元(モンゴル帝国)の皇帝・フビライ・ハンは、日本を従わせようと国書を送りました。しかし、当時の執権・北条時宗はこれを無視します。これに怒ったフビライが大軍を送り、博多湾に攻め込んできたのが文永の役(元寇)です。

元軍の集団戦法や火器(てつはう)に日本軍は苦戦しましたが、夜になると状況が変わります。 地形を知り尽くした日本軍が夜襲を仕掛けるなど必死に抵抗したため、元軍は『これ以上戦うのは危険だ』と判断し、撤退しました。

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火になよ(1274)なよ。初の火薬に驚く文永

記憶定着のポイント

元寇の1回目です。当時の日本になかった火薬を使った兵器の爆発音や炎を初めて見た武士や馬が驚いてなよなよしているイメージしましょう。火になよなよ(1274)ですね。
火薬にびっくりしたのは初めてだった=最初の元寇である文永の役まで関連付けて覚えてしまいましょう。
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6. 1281年 弘安の役(元寇)

文永の役の後、執権・北条時宗は「次はもっと大軍が来るぞ」と考え、博多湾の海岸に高さ2〜3メートルの「防塁(石垣)」を築かせました。

1281年、予想通り元軍(フビライ軍)は約14万という史上空前の大軍で押し寄せました。しかし、この防塁が最強のディフェンスとして機能します。

元軍は上陸したくても、目の前が壁なので馬で乗り込めません。 上陸できずに海の上で1ヶ月以上も足止めされている間に、季節は台風シーズンへ突入。 ついに超大型の台風が直撃し、元軍の船はほとんど沈没。日本は奇跡的な完全勝利を収めました。

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一吹き敗(1281)走。風で撃退、弘安の役

記憶定着のポイント

元寇の2回目です。台風が吹き荒れ、軍船の多くが沈没したことが元の退却につながりました。神風が一吹き敗走(1281)、とリズミカルに覚えてしまいましょう。
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7. 1297年 永仁の徳政令

元寇で必死に戦った御家人たちですが、幕府からのご褒美(恩賞)はほとんどありませんでした。 「戦費は自腹だし、土地ももらえない…」 貧乏になった彼らは、土地を質に入れたり売ったりしてお金を借りました。 見かねた幕府は、1297年に永仁の徳政令を出します。

「御家人が売った土地は、タダで取り返して良い! 借金もチャラにする!」 一時的に御家人は喜びましたが、お金を貸していた業者(土倉・酒屋)はたまりません。

「そんな理不尽なルールがあるなら、もう武士には絶対にお金を貸さない!」と御家人への貸し付けを拒否。

結果、お金を借りられなくなった御家人はさらに困窮し、「こんな幕府、もう信用できない!」と心が離れていきました。

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皮肉な(1297)結果、徳政令

記憶定着のポイント

元を撃退するという奉公をしたのにも関わらず、幕府から十分な御恩(褒美)をもらうことができなかった御家人たちの生活は苦しくなってしまいました。そこで御家人たちの借金を取り消す徳政令がだされましが、金貸し業者の信用を失い、以降の生活費を借りれなくなってしまいました。良かれと思った幕府の徳政令は御家人の生活を余計に苦しめる「皮肉な」結果となりました。
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8. 1333年 鎌倉幕府滅亡

元寇後の恩賞不足や徳政令の失敗で、武士たちの幕府への不満は限界に達していました。 チャンスと見た後醍醐天皇は、「幕府を倒せ!」と呼びかけます。 これに応じたのが、楠木正成などの「悪党(あくとう)」と呼ばれる反幕府勢力です。

幕府は、有力御家人の足利尊氏を討伐に向かわせましたが、尊氏はまさかの「寝返り」。逆に幕府の京都拠点である六波羅探題を攻め落としました。
時を同じくして、関東では新田義貞が挙兵。稲村ヶ崎(いなむらがさき)から鎌倉へ突入し、北条高時ら北条一族を自害に追い込みました。

こうして、1333年、鎌倉幕府は滅亡しました。

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一味散々(1333)、鎌倉幕府滅亡

記憶定着のポイント

後醍醐天皇側についた武士たちが鎌倉を攻めてきます。実権を握っていた北条氏の一味が散り散りになって滅亡していく様子を思い浮かべ、リズミカルに「一味散々(1333)」と覚えましょう。
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